獣害トリアージマップ:作手守義地区(小滝)

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獣害トリアージマップ:作手守義地区(小滝)

13/10/27

H24年 フェンス計画地区(小滝)H24_2-1_守義小滝.jpgのサムネイル画像
・調査時期:平成24年9月10日、10月16日
・調査内容
 周辺には、イノシシの痕跡がと共に、シカの痕跡は見られた。
 H24年フェンス設置計画地区内、収穫前・収穫後の田へのイノシシ侵入跡あり。
 9月初旬、計画地区南部、川を越えて南方の山から侵入するイノシシの足跡あり。進入口近くにはヌタが形成されている。
 一方、10月中旬、収穫後の調査では、R35北部からのイノシシの侵入跡が見られ、刈入後の田内での堀跡も広範囲に見られた。
 また、10月での調査では、計画地区周辺でのシカの痕跡も多数見られた。
 稲収穫時の田への侵入口は道路など人の導線から離れた場所にあり、人への警戒心を持ちながら、野獣が徐々に人の生活圏に進出する段階にある。このため、フェンス設置での獣害防除効果は高い。
 ただし、隣接する小滝集落周辺にはR35北部より果樹・畑へのイノシシの侵入が多数見られ、10月の調査では、計画地区への北部からの侵入も見られており、人を比較的恐れない個体群が生まれつつある。このため、フェンスでの防除効果を継続するためにも、集落住民の獣害意識の向上(農産物収穫時期以外の対策)と、フェンスの弱点の補完、集落周辺での捕獲対策(くくり罠等)を強化する必要がある。

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