獣害トリアージマップ:鳳来地区(塩瀬)

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獣害トリアージマップ:鳳来地区(塩瀬)

13/11/06

塩瀬(鳳来)地区H23_2-5_塩瀬.jpgのサムネイル画像
H23 フェンス設置地区
・調査時期:平成24年10月1・4日、11月3・4日
・調査内容
 H23年フェンス設置地区内には、ほとんど獣の痕跡が見られない。
 地図上の丸瀬橋から塩瀬橋上部のフェンスの設置は計画と異なる。フェンスに沿って、イノシシ・シカの痕跡が多くみられる。フェンス下部から侵入を試みている跡も見られるが、突破はなされていない。一方で、フェンスを設置するのが難しい、橋(道路)や河川・沢(増水への対応)から獣が侵入を許している。(ポイント113:崖・沢によるフェンスの弱点、ポイント100周辺:河川から侵入)ただし、フェンス設置前と比べると9割の侵入を防ぐことができている。月一回のフェンスの見回りを地域で行っており、防除の手間も減って入る。
 進入は獣別に、イノシシは橋から、シカは川からの侵入する傾向が見られるとのこと。また、フェンス内に入ったメスシカは、フェンスの周りを移動し、オスシカはフェンスを飛び越してしまう。侵入した個体は銃等による捕獲で対応している。サルによるフェンス内の栗被害が見られた。
 今後は、フェンスの補強・メンテナンス、侵入した個体の捕獲の継続を行い。一方で、現状の余裕を持った集落ぐるみの獣害体制を維持するために、フェンス周辺に集まる獣の動向観察と場合によっては捕獲圧を強める必要がある。

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