獣害トリアージマップ:鳳来地区 (布里)

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獣害トリアージマップ:鳳来地区 (布里)

13/11/06

布里(鳳来)地区H24_2-7_布里.jpgのサムネイル画像
H24 フェンス計画地区(①布里小松、②道下)
・調査時期:平成24年10月14日、11月7日
・調査内容
 ①、②地区のフェンス計画区周辺に、イノシシ・シカの痕跡が共に(特に他地域と比べシカが)多くみられる。
 ①布里小松地区では、南方から延びる山をからシカ、同様に峰沿いに集落を超えて北方からまたは、河川を超えてイノシシが侵入している。イノシシ・シカ共に子連れの個体群が数群みられる。H24年フェンス設置区周辺、南部にシカのネヤやフンが見られ、人家から離れていることもあり、余裕を持った行動をしている。一方イノシシは、集落周辺で徐々に活動を広げつつある。生活圏が徐々に重なりつつある。
 今後は、集落内の獣害意識の向上・地域間連携(地区内住民間での獣害対策補完体制づくり、布里・只持地区間の獣害発生の情報共有等)、道路・沢部・河川のH24年フェンスの穴を補完する獣害防護対策の実施、ヒトを恐れない個体捕獲を目的とした継続的な(ワナ・くくり罠捕獲実行等、特に南部)捕獲対策を行う必要がある。
 ②道下地区では、南部の山から、東部河川からのイノシシ・シカの侵入が見られる。イノシシ・シカ共に子連れの個体群が数群みられる。H24年計画区の西部では、人家から耕地が離れていることもあり、獣の行動が大胆になっており、道路を使って集落深くまで侵入している。H24年のフェンス設置では、集落を囲むことがないので、特に西部からの侵入が拡大する可能性がある。
 今後は、集落内の獣害意識の向上・地域間連携(地区内住民間での獣害対策補完体制づくり、布里・只持地区間の獣害発生の情報共有等)、フェンスで対応できない場所の補完対策(電柵・網等)強化、夜間の見回り等、ヒトを恐れない個体捕獲を目的とした継続的な(ワナ・くくり罠捕獲実行等、特に南部)捕獲対策を行う必要がある。

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